教師コンサルタントの子育て・教育コラム

元小学校教師の教師コンサルタントが、コンサルの中での気づきや子育て・教育に関するお役立ち情報を書いていきます

”ふり返り”になんとなくハードルを感じている人への処方箋

 

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こんにちわ。

教師コンサルの得津です。

 

僕のコンサルでは、日記をつけることをクライアントに課しています。
目的はシンプルです。

「ふり返る」ためです。

 

 

でも知っています。
これかなりハードル高いです。
厳密にはハードル高いと感じる時があります。

 

 

気分が乗ってる時はいいんですけど、
何か嫌な事があったときや、気持ちが乗らない時は
日記を開くのも嫌になります。

 

そんな「ふり返りのハードルの高さ」を越える方法について、知り合いのブログに書かれていました!

これいい!と思ったので、ご紹介します!

 

 

算数には、足し算→引き算→かけ算→わり算

 

って「習う順序」があるように、

 

計画や振り返りにもレベルに応じた「順序」がある。

 

 

振り返りの一番始めは、

 

「良かったことを思い出すこと」から。

 

 

うまくいったことや嬉しかったことをまずは記録して、

 

自信をつけたり次の目標を見つけたりしてから、

 

必要なタイミングでダメなところと向き合っていくのでOK!

 

 

詳しくはこちらを

「振り返り」の基本 - 福幸塾(ふこうじゅく)

 

この、「良かったことを思い出す」というのが良いですよね。

見返したときに、反省ばかりの日記はちょっと読み返すのがイヤになります。

 

いいんです。良いことから始めて。
数ページくらい良い事ばかりが書いてるページばかりでも、良いんです。

 

「良いことっていわれても、何も無い」

 

そうお考えの人もいるでしょう。しかし、あえて言います。

良いことあります。

 

教室の電気がついている、とか。

とりあえず今日も学校に行った、とか。

きらいな同僚が早く帰ったので、放課後の業務に集中できた、とか。

 

「これは良いこと、あれは悪いこと。」と、自分で設定している”線引きの規準”をやたら下げてしまうという方法を使えば、意外と良い事見つかります。

 

 

子どもが「先生良い事って言われてもないー」って言ってきたら、
どう返しますか?

きっと、同じように言うでしょ。
「そんなことないよ、思い出してご覧」って。

 

自分自身にも同じようにしてみたら良いんです。

日記書いたり、ふり返りにハードルを感じ始めたなら、”良いことから始める”ことを思い出して下さい。