【パパママ必見】子どものネット環境を考える news23「いじめ動画SNS拡散 ネットさらしの卑劣… 」より
お子さんに携帯を持たせようか悩んでいる保護者の方、ご存知でしたか?
今、スマホの所有率は高校生で約8割、中学生で約5割という状況です。
携帯を買い与えるにあたって、心配な事はたくさんあると思います。
そんな中、4月13日のnews23で、SNSでのいじめについての特集がされていました。これからどうするのかを考えていく上で、重要な示唆を与えてくれる内容でした。
内容としては、
裸の画像をラインのグループで拡散された中学生の男の子や、
ラインのグループから仲間はずれにされ、タイムラインで悪口を言われ続けた高校生の女の子の特集です。
主に中学生の男の子の話が中心でした。
画像の拡散だけでなく、いじめられている動画もグループに拡散されていて、いじめられた男の子の事を思うと胸が痛む内容でした。
今の子どもたちが置かれている社会というのは、凄まじい状況にあります。
上のように簡単に人を尊厳を傷つけることができ、親や先生の目の届かない所(主にWeb上で)があまりにも増えました。
ニュースで取り上げられていたデータによれば、「悪意のある投稿」を行った事のある経験がある人は3人に1人とも報じられていました。もちろん相手の社会的評価を下げるものである場合、名誉毀損にあたります。
上のいじめ加害者は、こんなことを少しでも考えたのでしょうか・・・
スマホだけではない
じゃあ、スマホを買い与えないようにすればいいのかといえばそうではありません。
wi-fiにつながる機器は、様々なものがあります。ゲーム機やタブレットなんかもそうです。スマホをもっていなくても、今まで買い与えたものの中から、目の届かないネットやSNSの中に子どもたちが入っていく可能性は十分にあります。
では、どうすればいいのか?
これは、単にスマホを買う買わないの話ではありません。
子どもをいじめから守るためにはどうすればいいのか、という話です。
特集されていた子どもたちは、二人とも転校してしまうという形をとりましたが、いじめられた側は、そうして避けていくしかないのでしょうか。未然に防ぐ手だてはなにでしょうか。
子どもたちは、今、しずみゆくのが分かっていながらも逃げられない船に乗っているような状況にあると思います。非常に窮屈で、ストレスフルで、次は自分がいじめられるのでは無いかという怖さを心のどこかで抱えています。
そんな子どもたちの心を少しでも和らげられるよう、
今後、いじめの構造やその心理をご紹介していきたいと思います。