専門性を高めたい先生におすすめしたい5冊の本
こんにちわ!
以前、先生になるまでに読んでおきたい8冊の本という記事を学生さん向けに書いたのですが、今回は先生向けです。
これが、前の記事。
専門性といっても、国語とか数学とか、教科に関する専門性ではないのでそれを期待された方はごめんなさい。
今回は、
- 環境構成
- 先生としての在り方
- 指導や子どもとの関わり
この3つに関して、専門性を高めたいと感じておられる方に向けてのご紹介になります。「今よりも一つ一つに意図を持って子どもたちと関わりたい」という方に向けて参考になりましたら。
1、せんせいのつくり方 ”これでいいのかな”と考えはじめた”わたし”へ
タイトルからして、この記事をお読みの方にぴったりなのでは?と考えています。かなり自分を内省する内容になっていますので、新しい知識を取り入れなくてもあなたの経験から新しいものが見えてくるのでは?
せんせいのつくり方 “これでいいのかな"と考えはじめた“わたし"へ
- 作者: 岩瀬直樹,寺中祥吾,プロジェクトアドベンチャージャパン(PAJ)
- 出版社/メーカー: 旬報社
- 発売日: 2014/09/25
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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2、かかわり方のまなび方 西村佳哲著
著者の西村さんが、様々な”場づくり”のプロと対談しながら、人との関わりについて考察した本です。対談が中心なので、非常に読みやすく、また考えさせられる良書です。
かかわり方のまなび方: ワークショップとファシリテーションの現場から (ちくま文庫)
- 作者: 西村佳哲
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2014/10/08
- メディア: 文庫
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3、生徒指導10の原理・100の原則 堀裕嗣著
2学期以降は生徒指導について悩むことも増えると思います。ただ、児童生徒を押さえつけるんじゃなく、どう指導していけばいいのかを考えるのにすごく読みやすい本となっています。
生徒指導10の原理・100の原則―気になる子にも指導が通る110のメソッド
- 作者: 堀裕嗣
- 出版社/メーカー: 学事出版
- 発売日: 2011/10/14
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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4、あなたの話はなぜ”通じない”のか 山田ズーニー著
かつて僕が校内研究について悩んでた時に、知り合いの教授にご紹介いただいた本。当時は国語の研究の参考にしてたんですが、日常生活でも、子どもとの関わりでも、コミュニケーションについて非常にたくさんの示唆を与えてくれます。
5、ワークショップデザイン論 -創ることで学ぶ
ちょっと論文みたいな文体なので、慣れていない人にはハードルが高いかもしれません。ですが、今後求められる言語活動やアクティブラーニングなどにおいては、ワークショップ的関わりや環境構成が求められます。その点では、非常に勉強になる本です。ただ、やっぱり難しいので、一章だけ読むとか各章の最初だけ読もうとか、自分なりに読み方を決めて読むのがいいかと思います。
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