教員採用試験は自分が主役の冒険だ、僕は冒険に必要な武器やスキルを与えたい。
2016年度の教員採用試験が、そろそろ顔を出してきた。
去年一緒に試験対策講座を行ってきた学生達を見ていると、教採は自分が主役の冒険だと強く感じる。
僕自身はスタートが遅かったから余計にだろうけれど、周りにつられて気づけば巻き込まれていくし、よく分からないままに面接練習や模試を受けたりする。
よく分からないままやるから、すごく悩むこともある。
「なんで、全然うまく言えないんだろう」
時には、周りのすごいやつを見て落ち込むことだってある。
「あいつ絶対受かるやろうな、でも自分はどうやろうなー。。。」
でも、ずっと続けていくと成長を自分で実感することもあるし、初めて知る自分の想いもある。単に先生になることに憧れていた学生が、自分だけの思いに気づき、面接での受け答えがガラッと変わることもよくある。
仲間の大切さにも気づく。
確かに友だちを見て焦ることもあるけれど、その友だちがいるから頑張れる。
いわば、ライバルだ。
ライバルのいい所を盗んで、まねて次の練習に生かす。
悔しそうに「あー、やられた!って思った」なんて言われると、実はだいぶ嬉しくもなる。
それもこれも全て仲間やライバルがいるから得られるものだ。
誰もが、自分だけの冒険を進めていく。
はじめは周りに流されて、なんとなく勉強していたとしても、段々とのめり込むようになる。本気になればなるほど、成長や気づきがあるし、合格したときの喜びもひとしおだ。
悩んで、
焦って、
むしゃくしゃして、
でも笑って、
喜んで、
学んで、
気づいて。
試験は7月から始まるのだけれど、
それまでの約半年間でこんな紆余曲折のある日々はやっぱり冒険だと思うのだ。
僕は、これから冒険に望む学生に武器とスキルを与えたい
しかし、この冒険は全ての冒険と同じく、丸腰では太刀打ちできない。
一番最初の敵にやられてゲームオーバーになってしまう。
武器やスキルが必須なのだ。
それは、結構どこでも手に入る。
本屋さんにもあるし、センパイから学ぶこともできる。
良し悪しを問わなければ。
僕は、タフなやつを与えたい。
試験にだけしか通じない小手先のものじゃない、
合格して先生になっても使えるタフで丈夫な武器とスキルを。
自分が先生をしてきた中で、せっかく先生になったのに
「やっぱり違うんじゃないかなって思う」
「子どもと会うのがしんどい」
そんな悲しい声をたくさん聞いてきた。
かくいう自分だって、一年目のころは辛かった。
武器もスキルも何にもないけど、毎日戦いの連続だったので、
へとへとだった。
あーでもない、こーでもないと試行錯誤をくり返して、なんとかやっていけるようにはなったけれども、先生になる前から知っておけばもっと楽にできただろうなと思うことはたくさんある。
指示の出し方
黒板の使い方
授業のつくり方
背景が違う子どもたちそれぞれへのかかわり方
これらは、全て試験で問われている。
けど、先生になった時には全然生かせなかったのは自分がそのとき得た武器やスキルは小手先のものだったからだろうなぁ。
そろそろ2016年度の教員採用試験が、顔を出してきている。
今年も学生達にむけてタフで丈夫な武器やスキルを用意している。
去年一緒にやってきた学生達からの声も加わった、バージョンアップされたやつだ。
2016年の教員採用試験がそろそろ始まる。
先生になりたい学生諸君、自分が主役の冒険を始めてみないか。
■ 申し込みは dlab.npo@gmail.com もしくはFacebookにて
◎1月24日 10時〜12時@コワーキングスペースMaghouse(JR瀬田駅3分)
教採のギモン解消! これから勉強を始める3回生のための教採報告会
https://www.facebook.com/events/145237675846416/
◎1月30日 13時半〜17時半@コワーキングスペースMaghouse(JR瀬田駅3分)
【2016年度教採対策】だれよりも早く面接練習ができる! 第1回教採対策講座
https://www.facebook.com/events/174650142891465/
◎2月20日 13時半〜17時半@コワーキングスペースMaghouse(JR瀬田駅3分)
【2016年度教採対策】自己PRの種を見つけよう 第2回教採対策講座