実践のふり返りは”予想外のGood”に目を向けて
先生コンサルタントの得津です。
一学期も終わり、夏休み!楽しい予定もたくさんあることと思います。
ですが、楽しい事だけじゃなくて二学期の準備もありますよね。
7月のセッションでは、先生と一緒により良い二学期にするために一学期のふり返りをして、今後どうしていくかについて考えました。
今回はその手順をお伝えしますので、日々の実践をふり返る上で参考にしてみてください。
0、ふり返りのために一学期に何をしたかわかるものを用意する。
週案や板書ノートなど、結構忘れている事が多いので思い出せるものを用意しましょう。
1、目標をもう一度確認する。
学級目標や今年は頑張りたいと思った事は何でしたか?
2、目標を達成するために”やったこと”をとにかく書き出す。
出来た、出来なかったは一旦置いて、やったことをとにかく出すようにしました。じゃないと感情が入ってしまい、客観的なふり返りがむずかしくなるからです。
3、結果、良かった事と悪かった事を付箋に書き出す。
”やったこと”そのものを良かった or 悪かったに分類してもいいし、”やったこと”の結果、例えば「清掃指導に力を入れたら、子どもたちが15分きっちり掃除をするようになった」というような実践や取り組みに対する”結果”についても、良かった事と悪かった事をそれぞれ書き出しましょう。
4、良かった事と悪かった事をそれぞれ、「予想通り」と「予想外」に分ける。
こんな感じの表を作って分けて下さい。
なぜか。
ここが今日の肝なんですけど、この表でいうところの”予想外のGood”。つまりは思ったより上手くいった事とか「なんか今日、いつもより手応えあるなー」って時。こういう"予想外のGood"は得てして「ラッキー」とか「良かったー」とかで片付けられがちなんですよね。
非常に勿体ない!
この予想外のGoodを、予想通りのGoodに収める仕組み作りや取り組みをすることで、目標達成により確実にすることができます。
あとはシンプルです!
5、良かった事を確実にするために出来る事、続ける事を書き出す
6、悪かった事を減らすために出来る事、止める事を書き出す
7、具体的に何から手をつけるのかを決める
こんな流れで7月は行いました。
今、楽しい時期だと思いますが、ふり返りがまだの人はこの機会にぜひ!