教師コンサルタントの子育て・教育コラム

元小学校教師の教師コンサルタントが、コンサルの中での気づきや子育て・教育に関するお役立ち情報を書いていきます

教採合格には、団体戦でのぞむことを声を大にして言いたい

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こんにちは、教師コンサルタントの得津です。
今年も各都道府県で教員採用試験の一次試験が始まっていますね。

 

もう面接や筆記も終え、結果がくるのをドキドキしながら待っている人も多いのでは無いでしょうか。

 

 

「ドキドキもするけど、落ち着かないから二次試験の対策でもしよう!」と、これから二次の対策を考えている皆様へ、改めて伝えたいことがあります。
教員採用試験は団体戦です。

 

 

1人で面接の答えを考えていても、結局自分の頭の中で考えてることなのでいざしゃべってみるとうまくいえなかったり、頭の中で1人面接をしていた時よりも全然だなと思ったりすることが多いです。

 

 

 

 

 

これまで何度か対策の講座を行ってきましたが、こんなことがありました。
先日大阪で、面接の練習をしていたときのことです。


4月ごろから来てくれている講師の先生。東アカで自己PR文の添削を受けていたのですが、実際喋ってみると自分の中で納得がいかず、一緒にいた人と相談したり聞き合ったりしながらメキメキと力をつけていました。今では、最初に感じていた自信のなさも見受けられませんし、先日の練習ではいきいきとした表情で受け答えをされるようになりました。

 

 

 

もう1人、滋賀で行った時にきてくれた学生さんのお話を。

彼女は、私の講座にきてまだ日が浅く2回目くらいだったと思います。実習にいってたので十分に練習ができずに不安になったいたところに先輩にすすめられてきてくれたそうです。はじめは、これまで一緒に練習してきた他のメンバーに圧倒されていましたが、周りの良さを真似するようになり、2回目に来てくれた時は見違えるように自信をもって答えられるようになっていました。

この日は、お互いに応援メッセージを書きあうことを最後にやったんですけど、すっかり他のみんなに馴染んで、メッセージをもらっている姿もまた印象的でした。

 

 

1人で考えたり、頭の中でイメージトレーニングをしているだけでは、やっぱり足りない部分はあります。二次試験になると、きっとなおのことそうです。

 

模擬授業や個人面接が二次試験の中心になるかとおもいますが、これも1人じゃなくてチームで取り組むことが合格に大きくつながります。だからこそ、私の講座ではみんなで交流することを特に注力しておこなってきました。

めあてをペアでシェアしてから面接練習にのぞんだり、お互いに感想を伝えあったり。

 

 

 

模擬授業については、講師の人はなれているでしょうけど、学生さんは実習だけですから特に難しいだろうと思います。教師としての自然な立ち振る舞いや、効果的な指示・発問の出し方まではなかなか実習では教えてくれません。でも、模擬授業ではそんなところも見ます。だから、自分の実習経験だけで大丈夫と思うのではなくて、実際に見合いっこしながら「この流れがいい」とか「この言い方のほうがシンプル」とか、みんなで検討していってほしいです。

 

 

個人面接もそうです。二次試験では、より一層あなた自身のことやあなたの考えについて掘り下げて聞かれます。つっこまれると厳しいなと思うこともつっこんでくるだろうし、中には圧迫面接もあるそうです。

個人面接にも自信をもってのぞめるよう、聞く側はインタビュアーになって聞くように質問してみてください。情熱大陸とかプロフェッショナルのディレクターだと思って!深掘りするように聞くことが、話して自身の気づきを促すので、そこは遠慮なく聞きましょう。話す側も、練習なのですから話が散ってもまずは素直に答えることから始めてください。

 

 

1人で対策してたら絶対途中でくじけたりすることもあります。だから、合格のためにもあらためて団体戦でのぞんで欲しいと私は声を大にして言います。3人集まれば文殊の知恵と言いますが、数人でいっしょにやるだけでも随分違うはずです。

 

 

 

団体としてのぞむために、私からも一つ皆様にお知らせです。

7月31日(日)〜8月1日(月)に合宿を行います。

チームがいなくて1人で頑張っている人や、一緒にやる人はいるけどなんとなくマンネリ化してしまった学生さんには特にオススメです!

 

kokucheese.com

 

  

「模擬授業と個人面接のチカラを伸ばす特別合宿 in 関西」を滋賀県の青年の城という施設にて行います。リンクをクリックしてもらうと、詳細がでるのですが少し概要をご説明しますね。

 

日時は、7月31日(日)〜8月1日(月)12時〜よく12時まで。

参加費は7,500円(会員のかたは、6,500円)

定員は30名

内容ですが、
1日目は模擬授業と個人面接の練習をグループで行います。センパイ先生にも応援にきてもらう予定ですので、わからないところはどんどんセンパイにきいて技術を磨きましょう。模擬授業の裏で個人面接も行います。ローテーションで回るイメージです。

 

2日目は、本番のように実際に授業をつくって練習することを行います。これも複数のグループが同時にやります。お互いに見合いながらするので、私の番が回ってこなかった・・ということはございません。

 

 

■ よくあるご質問

Q:開催は滋賀ですが、他の都道府県を志望していますが大丈夫ですか?
A:もちろん大丈夫です。過去には大阪、京都など滋賀以外を志望される方もおられました。

 

Q:個人面接はどのように行うのですか?
A:みんなが模擬授業の練習をしているヨコで順番に行います。グループ単位でローテーションします。

 

Q:模擬授業と個人面接しかしないのですか?
A:ご希望があれば、集団面接や討論などを行うことも検討しています。お気軽に dlab.npo@gmail.com までご連絡下さい。

 

 

まずはやってみる

 

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最近読んだ本にすごく感銘を受けたのですが、
「まずは試してみること」がすごく大切だ、やってみることで自分が見逃していたチャンスに気づくことができる。

 

そんなことが書かれていました。


1人いくのは不安だなー、、
どんな人がいるんだろー、、

参加にあたって思うことはそれぞれにあると思いますが、ぜひ一歩踏み出してみてください。今まで見えなかったチャンスにきっと気づけると思います。

ご参加お待ちしています!

 

kokucheese.com

 

 

 

「なぜ先生になりたいのか?ブレない軸を持って欲しい」 教採合宿を終えて

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正直すごいへこんだけど、自分にない所を奪ってやろうと思いました!

 

先週、一泊二日の教員採用試験対策合宿をおこないました。

この言葉は、参加してくれた学生さんの感想から抜粋しました。感想をみんなからもらったのですが、その中で一番今回の合宿の様子を的確に表す言葉だったので笑

 

 

正直、へこむことは多かったと思っています。
自分の課題を見つけて欲しかったので、いつも以上に厳しく面接や討論の指導をしました。(あぁ、いいすぎたかも・・・)と自分で反省することもあったのですが、参加してくれた皆さんは、臆する事無く食らいついて来てくれました(笑)

 

合宿では、

対策模試、

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面接&討論

 

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小論文

 

 

 

 

この3つの課題を中心に取り組みました。

 

 

二日目の最後の面接練習では、ここまで自分をさらけ出せるのかというくらい自分の経験を語られる方もいて、やはり自分の素直な思いを伝える事の大切さがよくわかりました。多分この背景には一日目にきてくれたセンパイ先生の言葉が響いているのではないかと思っています。今回は、去年一緒にがんばったセンパイ先生も応援にかけつけてくれたんですが、そのセンパイ先生がこんな風に言っていました。

 

友達と討論の練習してると、「なんか薄っぺらいなー」って思うこといっぱいあって、何が言いたいか迷うこともあるけど、ブレずにおってほしい。その軸がめっちゃ大事やから。

 

 

 

 

 

いよいよ一次試験間近ですね。自分の軸を確かなものにしませんか?

 

■ 7月の対策講座予定

 ※お申し込みは dlab.npo@gmail.com までお願いします。その際、氏名、所属、志望都道府県と校種をご記入ください。

 

7月3日(日)10時〜17時@マグハウス(JR瀬田駅近く)

午前は模試を、午後は面接&討論をします。
教職のみと一般・教職をまた用意します。
参加費2,000円 定員15名(6.25時点で8人のお申し込み)
 
 
 
9日(土)14時〜17時半@co-arc(東淀川駅から30秒)
大阪の人が多いだろうことを見越して個人面接練習を中心に。
参加される人によっては討論などもやります。
参加費2,500円 定員10名(6.25時点で4人のお申し込み)
 
 
10日(日)10時〜17時@マグハウス(瀬田駅近く)
午前・午後ともに面接と討論が中心ですが、
単に練習するだけじゃなくて、難しい質問にどう答えていくのかなどを丁寧に確認していこうかなと。一次直前なので、最後は気持ち高まるワークもやります。
参加費2,000円 定員15名(6.25時点で8人のお申し込み)
 
 
18日(月)13時半〜17時@難波市民センター
9日と同じく、大阪の人向けの個人面接練習が中心になります。
参加費2,500円 定員15名(6.25時点で6人のお申し込み)
 
24日(日)10時〜17時?@マグハウス(瀬田駅近く)
模擬授業対策になります。センパイ先生が学生の時につくった指導案を参考にしつつ、模擬授業の練習をします。僕も見本でやります。
この日は、まず先生としての立ち振る舞いや声かけの仕方が中心になります。

 

一次試験まで残り三週間でも変われる! 【6.18 教採対策合宿】

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こんにちは、とくつです。

 

 

一次試験が近づき、焦りやドキドキを感じている方も多いと思います。

今日は、去年一緒に教員採用試験の対策をして、今は新任で頑張っている先生がいるのですが、その先生との出会いについてお話しようと思います。

 

 

当時は、4回生の学生さんでした。

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(画像はイメージです) 

 

 

出会ったきっかけは、私が企画した教採対策の合宿です。
同じ大学の友達に誘われて来たそうです。

 

 

多分、最初は思いきり緊張していました。いろんな大学の人がいて、全員でだいたい30名くらいだったんですが誘ってくれた友達とずっとしゃべってるのが印象的でした。大人しい感じの学生さんなのかな?と思ってました。(実際は全然違いました!)

 

 

 

そういう大人しい印象をはじめはもっていたので、面接練習の時も

(あんまりしゃべれないんじゃないかなー・・・)

と、思っていました。

 

 

 

話せるには話せるんですけど、ずっと私と一緒に練習して来た友達と比べると全然違いました。答える内容というよりも、自信がないんだろうなということが表情や答え方から伝わってくるので、自信をもって話す人と比べると伝える力がどうしても違ってきます。

 

 

(もしかしたら、凹んで終わってしまうんじゃないか。何かしらのフォローをしたほうがいいかな?)

 

 

 

面接練習が終わった後、その学生さんの事を気にしていたんですが杞憂でした。
夜中まで、友達と面接の答えについて話し合ったり、今日のふり返りをしていたりして、とてもストイックでした。夜の過ごし方は自由にしていいと言っていたので、かなりビックリしました。学生なんだし、みんな恋愛話に花を咲かせているだろうと思っていました。

実際、そんなグループもありました。でも、そんなグループも時間が経てば真剣な話をしているんだから、不思議だなぁと思います。きっと、この学生さんのストイックさが周りに良い影響を与えたんでしょう。

 

 

 

翌日。

 

最後の面接練習では、「本当に同じ人か!?」と思う程に見違えるようでした。
自信のなさが完全に払拭された訳ではないですが、堂々と話す姿がそこにはありました。自分としても、達成感があったんでしょうね。

 

終わったあと、私の所にきて「もっと早く知ってたら良かったですー!」とにこやかな表情で言ってくれました。この学生さんは、その後も私の講座に来てくれて、めでたく合格することが出来ました。合宿から試験まで三週間程しか無かったのですが、よく頑張ったと思います。

 

 

 

今年も、6月18日・19日の土日に合宿をします。
面接だけじゃなくて、討論や小論文、筆記対策も行います。
7月の一次試験に向けて大きく成長できる仕掛けを用意しています。

 

 

 

 

しかし、この学生さんのようにガラッと変われた大きな要因は、
合宿という集中するしか無い環境に自分をおいたことにあると思っています。
この合宿は、ドラゴンボール精神と時の部屋みたいなものです。

 


この学生さんじゃなくて、別の人が「今日のノルマをこなしたら、もう夜はしないんですよ。でも、夜は落ち着かなくて、やらなあかんのかなー。でもなーって、ずっともやもやしてるんです!」って言ってました。

 

この気持ちはよくわかります。確かに落ち着きません。

他の人はもっとやってるんかな?
筆記これくらいしか点数とれないけど、大丈夫かなー?

 

などなど、いろいろ考え事をしてしまいます。

 

 

 

でも、合宿ではそんなモヤモヤを感じる事は一切ないです!
だって、教採に向き合うしかない環境なんですから!

なんなら、もやもやを吐き出せます!

 

詳しくは知らないですが、今でもここで会った他大学の友人とやりとりすることもあるみたいです。

 

 

以下、合宿の詳細とお申し込みについてです。

ぜひご参加下さい!!

 


【内容】
(予定です。参加される層に合わせて少し変更することもあります。)

6月18日(土)
★一日目 
とにかく盛りだくさん!学校や友だち同士ではなかなかやれない、模試や模擬授業だけじゃなく、一次試験までに押さえておきたい筆記基礎をみんなで確認します。

筆記対策模試 / 模擬授業 / 面接&討論

6月28日(日)
☆二日目 
本番と同じ規準で面接をします。これが本番だと思って、全力でぶつかってきてください!
 
面接 / 二次試験対策について



【講師】
○得津 秀頼
元小学校教員。教員採用試験の講師として活動する傍ら、教師コンサルタントとしても活躍する。折れない心をもった先生を育成することに情熱と経験を注ぐ。



ーーーー

◆日程:平成28年6月18日(土)・19日(日)
18日12時〜 翌19日12時頃まで

※19日(日)12時24分に近江八幡行きのバスがありますので、この時間のバスで一緒に帰りましょう。

◆場所:希望ヶ丘 青年の城
⇒JR近江八幡駅が最寄りです。当日はみんな一緒にバスで向かおうと思いますので、駅を出たところに集合です。細かい集合場所や時間などは追ってご連絡いたします。

http://www.shiga-bunshin.or.jp/kibougaoka/use/history/

◆定員:30名程度


◆参加費:
一泊二日の宿泊費・資料代など含めて7,500円。
(会員の方は6,500円)

※一日目のお昼ご飯、二日目の朝ご飯は【各自】でご用意ください。
※一日目の夜ご飯は【こちらで】ご用意します。

◆持ち物:一泊二日の用意、筆記用具、一日目の昼食、二日目の朝食
以前までの配布資料
(一度でもドリームティーチャープロジェクトに参加された方)

◆お申し込み:このリンクからお申し込みお願いします!
http://kokucheese.com/event/index/401208/



お問い合わせは dlab.npo@gmail.com までお気軽にどうぞ。

 

子どもの遊び場のような自由さをもった実践とは…

 

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突然ですが、皆さんは子どもの頃って作文を書くの好きでしたか?
僕は嫌いでした。

 

どこで改行すればいいかが難しくて、何度も書き直さないといけない苦痛さと、「先生が喜びそうなこと書けばいいんやろ?」という印象が強くて、毎回作文の授業は「いやだなー」と思いながら受けていました。

 

 

それでも、こうやってブログも書くようになったので書く事に対する抵抗は無くなってきました。きっかけは、大学入試の小論文だったと思います。

 

僕が受けた学部は、例年与えられたテーマにそってどんな授業をするかを述べるものでした。高3のときは、何が何でも希望の大学に行くつもりでしたし、先生になる気満々でした。だから、どんな授業をするかを述べるこの問題の対策はすごく楽しく取り組めました。「実際にこんな授業したら絶対楽しいなー」と思いながら書いていたので、すごく自由な気持ちで、楽しく書く事ができました。

 

 

 

こんな風に書く事を楽しめる指導が出来ればと思ってはいるけれど、先生をしていたときは作文指導にそれはそれは苦労しました。自分が苦手意識を覚えたのと同じような指導をしてる、先生としての自分。書き方の指導ばかりで、書く意欲を高める所まで手が回らなかったです。

 

どうしたら書く意欲を高められるんだろうと、ずっと思っていました。

 

そして、一年前。
「これめっちゃ良い!」と思える実践に出会いました。
それが「作家の時間」という実践です。

 

 

 

 

作家の時間について、詳しくはコチラを。
https://sites.google.com/site/writingworkshopjp/
(ライティング・ワークショップ「作家の時間」)

 

 

 

この「作家の時間」という実践は、
まるで子ども時代に遊んだ遊び場のような実践です。

遊び場のような自由さが、「作家の時間」にはあるんです。

 

 

 

みなさんの子ども時代は、どうでしたでしょう。
遊び場での思い出…


僕が小学生のころは、必ず友達が集まる遊び場がありました。
みんなでそこに集まって、何か遊ぶものないか探したり、
ドラゴンボールのごっこ遊びしたりして、日が暮れるまで夢中で遊んでいました。

 

 

「作家の時間」も遊び場で遊ぶのと同じです。

 先ほど紹介した、サイトの文からその実践の特徴を引用しますと、

作家の時間は本物の作家やノンフィクション・ライターやジャーナリストになったつもりで、たくさん書く時間です。書かないことには、うまくも、好きにもなれませんから。
 
ポイントは、「自分の書きたいことを書く」です。
 
この点は、いままでの作文指導のように、お題を先生から与えられて書くのとは対照的です。
 

 

「ライターやジャーナリストになったつもりで」というが、ごっこ遊びのようだし、

作家の時間では

”題材集め → 下書き → 修正 → 校正 → 出版 → 再び題材集め” というサイクルで行うんですが、この”題材探し”も遊び場で何か遊べる物は無いか探すのと同じようなワクワク感を感じます。

 

この他にも、「作家の時間」には僕が受けてきた書くのがイヤになるような指導ではなくて、これは書く事が楽しくなるなという特徴がたくさんあります。

でも、僕が思う一番の特徴って、「自分の書きたい事を書く」という自由さにあると思います。僕自身が書くのを楽しめた試験の問題だって、ある意味自由でした。自分がこんな授業をしたいという思いを存分に表現できる余地がありました。

 

 

とはいえ、「なんでも好きなように書いていい」って言っても困る子もいるんだとおっしゃる方もいると思います。確かにその通りだと思います。

 

 

でしたら、実際に体験してみるのはいかがでしょう?

 

なんと、直近ですが5月29日(日)に「作家の時間 」を実践している橋本先生という大阪の先生をゲストに招いて、作文指導についての勉強会を行います。

 

この日は実際に橋本先生の「作家の時間」の実践を体験できるのが大きな特徴です。
よくある実践報告とは違うので、指示の出し方や導入の語りなど、すぐに真似出来るポイントをたくさん見つけられると思います。

 

 

子どもたちが自由に表現でき、書く事を楽しめる。
そんな作文の時間を一緒につくりませんか。

 

 

以下、詳細です。お問い合わせは一番最後に。

 

■ センパイ先生と学ぶ  

子どもたちが書くことに夢中になる作文の授業

 

日時:5月29日(日) 14時〜17時半

場所:コワーキングスペースMaghouse (JR瀬田駅 徒歩3分!)

定員:15名

参加費:2,000円

プログラム:
●自己紹介&アイスブレイク
●橋本先生のお話(予定)
 ・どうして作家の時間をしようと思ったのか
 ・子どもたちはどう変わったのか
 ・作家の時間体験
●休憩
●対話の時間:自分はどう活かしていくの
●ふりかえり

お申し込み・お問い合わせは、dlab.npo@gmail.com まで

 

 

「がんばらなきゃ、でも頑張れない。」そんな時の処方箋

 

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実際にわたしは辛くて仕方ないのにやめられず、心が壊れたことがある。「決めた事も守れないなんて」と自分を責め、「まだやれる」と苦しさにフタをして笑顔を振りまき、人と離れた途端に気を失うをくり返したら、心が壊れた。

(中略)

本来なら「まあ休めばいい」と思える事も「なんでこんなことも出来ないのか」と責めるようになり、人を頼る事さえ自己嫌悪。苦しくて情けなくて悔しくて腹立たしくて、理想と現実の乖離が受け止められなかった。

 

 

 

先日、私がフォローしている方のツイートを編集したモノです。私はこの方の仕事のほんの一部分しか知らなかったので、このツイートをみた時は正直に驚きました。当たり前ですが、ぱっと見てすごい!と思う人でも、どんな人でも心を病んでしまう事はあります。

 

 

先ほどのような「がんばらなきゃ、でも頑張れない」状態の人って、本当に苦しいと思うんです。今まで私が関わってきた人たちの中も、もちろん同じような気持ちの方がいました。私自身にもありました。

 

 

そういうときって、アクセルとブレーキを同時に踏み込んでいるような状況なんですよね。心の方が「やらなきゃ!」というアクセルを踏んでいて、体の方が「もう無理!」といってブレーキを教えているような状況です。

 

 

こんな状況になったとき、経験的に思うのが、一人になってはいけないということですね。僕の知り合いのNPOの方が「すべての問題は孤独から生まれる」とおっしゃっていましたが、まさしくその通りだと思います。

 

 

 

一人でいると、ネガティブな自分が出てきます。

「〜しなければならない」

「あの人はできているのに、どうして自分はできないのか」

「自分が情けない・・・」

そんな自分がとまりません。

 

 

そうなってくると、物理的にも、精神的にも一人にどんどん一人になってきてしまいます。「自分がなんとかしなきゃ」「自分がダメだから、がんばらなきゃ」と、どんどん内向きになってきてしまいます。

 

真面目な人ほど、本当は頑張りたいって思っている人ほど、このようなネガティブな自分が出やすいなって思います。

 

 

ネガティブな自分がでないように、一人で抱え込まないようにするために、一人でいるのは止めましょう。

 

 

とはいえ、自分が「がんばらなきゃ」と思っているコミュニティの人といると周りと自分を比べてしまって結局しんどくなってくるので、全然関係ない人といることがすごくおススメです。

 

 

 

特に気のおけない友人や、昔から付き合いのある人!

 

私は、友人といるとすごく気が楽になります。確かにしんどいこともあるし、一緒にいる時でもチラチラと頭をよぎることもあるんですが、やっぱり友達といると笑っていられるし、何かしら会話をしているので、それが発散になっているんだと思います。

 

そうやって、仕事とは関係ない話をしていると気が楽になりますね。

 

 

 

思い切って、ゆっくり休むのも一つです。

 

 

 

真面目な人ほど、これは勇気のいることだと思います。できてないんだからもっと頑張らなくちゃと思うかも知れません。しかし、休むことも立派な仕事の要素です。先ほど紹介したツイートをされた方も

だから安心して、苦しい時は休めばいいんだよ。またどうせ時期が来たら歩き出しちゃうんだから。

と言っています。

 

ちょっと別の例になりますが、野球マンガの「MAJOR」でも主人公のストイックすぎる態度をみたコーチ陣が、無理矢理主人公を休ませるシーンがあります。(そのあと、主人公のパフォーマンスは劇的に向上します)

 

 

野球だけじゃなくて、スポーツの世界ではプロもしっかり休みますよね。休む事の大切さを知っているからです。同じくその仕事に就き、プロとして働いている皆さんもまた休む事が大切なんです。休む事は決して悪い事ではありません。

 

 

それでも、友達を誘う事や休む事に対してどこか抵抗がある。。

 

 

そんな人はぜひ私にご連絡下さい。
一度じっくりお話をお伺いしますよ。

 

 

別にカウンセリングでも治療でもないので、無理矢理聞き出す事はしませんし、話したい事を話してくれれば構いません。もし、頑張りたいから力を貸して欲しいという事であれば、もちろん力になります。

まずは体験からでも、一度お問い合わせ下さい! 

 

 

■ コンサルティングのお申し込み等について ■

 

具体的な内容について 

授業学級経営保護者関係校務分掌その他(人間関係など)

 この五つの中から、特に力を入れたいものを選んでもらい、

それに関しての目標設定・コーチング・アクションプランの策定を行います。

コンサルティングは月二回のセッションで四ヶ月を基本としています。

一回のセッションは2時間程度で場所などについては応相談。
(基本的には関西圏のみの実施ですが、スカイプ通話でもよろしければ関西以外の都道府県でも実施します。)

 

料金について

料金は月々20,000円(+入会金10,000円)
体験コーチング2時間は、2,000円

 

お申し込みやお問い合わせについて

dlab.npo@gmail

まで「お名前」「所属」「お問い合わせ内容」をお送り下さい。
まずはお気軽にお問い合わせ下さい。

 

 

「もう思いきって言ってしまえば良いんだ」って思った 【教採対策レポ】

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こんにちわ、GWの後半戦が始まりましたね。
私もこの3日間はオフをもらって、ゆっくりしようと思っています。

 

 

さて、先週の4月29日(金)に教員採用試験対策を行いました。

 

 

なんとこの日は、今までで一番多い人数!
しかも社会人が半数以上を占めるという今までにない光景でした。

 

 

面接練習では、やはり社会人の経験が物を言うのかと思えばそうではなく、これまでずっと来てくれている学生たちも伝えるという点で、負けてはいません。

 

 

(あぁ、、レベル高いなぁ、、、初めて来た人は大丈夫かなー。萎縮してないかなー)

 

正直、心配していました。周りの空気も(自分には無理かも…)という空気になりそうでした。でも、今回初めて来られた学生さんが「友達がこんなにしゃべるんやったら、もう思い切って言ってしまおうって開き直りました!」と言ってくれたのをキッカケに空気がガラッと変わりました。

 

 

みんな一生懸命しゃべるしゃべる!

 

 

 

試験は一発勝負。
面接官の印象を残さないといけないので、萎縮していては仕方がありません。

 

堂々と思いきり言って、
(あぁ言えば良かった・・・)と悔いを残さないことが一番大事ですね!
学生さんの言葉が、周りにそう気づかせた瞬間でした。

 

 

学生さんでも、社会人の方もウェルカムです!
5月以降も実施していくので 、ぜひ一度足を運んでみてください★

 

 

■ 今後の予定

 

5月8日(日) 10時〜17時

午前:筆記対策(教育心理・数学) 午後:集団面接練習
場所:コワーキングスペースMaghouse(JR瀬田駅 徒歩3分) 
参加費:2,000円(資料代・場所代込み)

 

 

5月15日(日) 13時半〜17時
場所:大阪第2ビル 大阪市生涯学習センター (JR大阪駅 徒歩10分)
参加費:2,500円(資料代・場所代込み)
※15日は面接練習のみ

 

5月22日(日) 10時〜17時 

午前:筆記対策(教育心理・数学) 午後:集団面接練習
場所:コワーキングスペースMaghouse(JR瀬田駅 徒歩3分) 
参加費:2,000円(資料代・場所代込み)

 

お申し込み、お問い合わせは dlab.npo@gmail.com まで。

 

今年こそはと頑張りたい先生に、教師コンサルティングをおススメしたい3つの理由

 

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新しい年度が始まり一ヶ月が経ちましたね。

 


子どもたちと新しい出会いをし、「今年は頑張ろう!」と意気込んでいる先生も多いかと思います。そんな先生の気持ちを後押しするのが私の教師コンサルティングです。

 

先生方の新年度が始まったのと同じように私もまた新年度の始まり。
新しく、コンサルを受けたいという先生を募集しています。

 

 

 

とはいえ、90%以上の先生が「コンサルティングって何なん?」と思われることと存じます。

 

「もっと子どもの興味をひく授業がしたいけれど、どうしたらいいか分からない」
「ある子どもとの関係がうまくいかなくて、どう接したらいいか悩んでいる」

こんな声に、現状を整理したり一緒にアイデアを考えて実行までのサポートをしたりして、先生がやりたい教育の後押しをするのが私のコンサルティングです。期間は4ヶ月間なので、だいたい一学期間ですね。月二回じっくり先生のお話を伺っています。

 

「カウンセリングみたいなもの?」と思われる方もいらっしゃるでしょうが、カウンセリングとは違います。カウンセリングは相談者の心のケアをしますが、コンサルティングは具体的な行動を一緒に考えていきます。 先生のためだけの作戦会議のようなものだとお考えください。

 

 

 

今日は、「今年こそは!」と頑張りたい先生に私のコンサルティングをおススメしたい理由をお伝えさせていただければと思います。

 

 

 

 

 

コンサルティングを受ける事で、自分一人で悩み時間が減りました。初任なので、こういう時はどうしたらいいのか分からない。あのようにしていきたいけど、それをするためにどうしたらいいか分からない。

 

わからないことだらけでしたが、コンサルを通じて、一緒に考えていただいたおかげで一人で悩む事なく、自分の思い描くものを形にしていくことが出来ました。

 

 

 

 

これは、私のコンサルティングを受けてくださった方の感想の一部です。

 

勇気を出して私のコンサルティングを受けてくださった方は、それぞれ自分の目標へ向かって成長されてきました。それは、周りの人から見たらほんの小さな変化なのかも知れませんが、たしかに学級経営や授業に関して成長されてきました。

 

 

そして何よりも自分で目標へ向かって進んでいくための、方法と習慣を身につけてくれました。

 

 

 

どうして、このコンサルティングを通して先生自身が自分の目標へ進んでいけるのか。

 

 

その秘訣は、単純です。
四ヶ月間PDCAサイクルを一緒にまわしていくからです。
これが、コンサルティングをおススメする理由の1つ目です。

 

 

Plan

Do

Check

Action

 

 

PDCAサイクルは、”やりっぱなしじゃくて、きちんとふり返りをして次に何をしていくか考えていこう。そして実行して、またふり返っていこう。”と、大雑把にいえばそういうことです。

 

 

 

「いまさら説明されなくても、わかってる!」って声が聞こえてきそうですね。笑

 

 

でも、(わかっちゃいるけど、なかなか……)というのが実情ではないでしょうか。その気持ちは、私も先生をしていましたのでよく分かります。

 

 

 

学校ではいろんなことが同時進行で進みますので、一つの単元が終わったからといって、一息つくことなんて全然出来ません。次の授業の準備も当然ありますし、行事の準備、会議、部活などなど、次から次にやるべきことが出てきて、目の前の事で精一杯になってしまいます。

 

 

 

だから、ふり返りをして上手くいった事や上手くいかなかった事、それぞれの原因を把握して次の指針を考えていくという時間が、全然取れないというのが実情だと思います。

 

 

しかし、「今年こそは」と思うのであれば、この状態は脱するべきです。コンサルティングを利用すればこの状態を脱するお手伝いをしますので、毎回ふり返りの時間を確実にとります。4ヶ月間の期間を終えた後も、自分でふり返りができる習慣をつけることができます。

 

 

続いての理由が、ふり返りを促す質問の組み立て方が学べるという点です。
突然ですが、「ふり返りに適した質問の流れ」というものをご存知ですか?

 

私は、毎回先生とのセッションでの質問については、かなりの注意を払っています。「なぜ?」のような、抽象的なことをいきなり聞くのではなくて、事実や感じた事など答えやすい所から、抽象的な質問に入って答えやすく、考えやすくを意識しています。

 

●前回から今回までの間で、よかったこと3つと上手くいかなかった事3つは何ですか?

 

●挙げてくださった事の中で、特に気になってることは何ですか?

 

 

●気になっている事を解決するために、どんなアイデアがあるでしょう?

 

 

基本的にはこの3つの質問を軸に、毎回のコンサルティングを進めています。
しかし、適宜質問や話題を変えながら、現状把握・目標設定・解決方法について先生の意見を聴いています。
もちろん聴きっぱなしではなくて一緒にアイデアを考えたり、事例を紹介したり、参考になりそうな図書を貸し出したりすることもあります。

この質問の組み立て方は、コーチングと「教員のためのリフレクションワークブック」というものを参考にしています。

 

 

 

 

最後の理由は、行動する勇気を得られるという点です。

私は、先生のためだけの相談者であり、応援者です。だから、月2回のセッションに加えて、求められれば追加で話を聴く事もありますし、励ましのメッセージも送ります。

 

コンサルティングを受けてくださった方の一人からは、よく言われていました。
「◎日のこの時間にメッセージ送ってくださいね!」って。こういう小さな支援も喜んでお引き受けいたします。 

 

頑張りたいけど、どうしたらいいか分からない。
そんな気持ちを抱えた先生を一人にすることは決してありません。

 

 

一人ではくじけそうな気持ちも、私が支えます。
安心して、一緒に望む教育や授業の実現に向けて進んでいきましょう。

ぜひお手伝いさせてください。

 

 

■ コンサルティングのお申し込み等について ■

 

具体的な内容について 

授業学級経営保護者関係校務分掌その他(人間関係など)

 この五つの中から、特に力を入れたいものを選んでもらい、

それに関しての目標設定・コーチング・アクションプランの策定を行います。

コンサルティングは月二回のセッションで四ヶ月を基本としています。

一回のセッションは2時間程度で場所などについては応相談。
(基本的には関西圏のみの実施ですが、スカイプ通話でもよろしければ関西以外の都道府県でも実施します。)

 

料金について

料金は月々20,000円(+入会金10,000円)

 

お申し込みやお問い合わせについて

dlab.npo@gmail

まで「お名前」「所属」「お問い合わせ内容」をお送り下さい。
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